2012年06月24日

お田植まつり~♪

綾歌郡綾上町にて主基斎田お田植まつりが古式ゆかしく執り行われた。



主基斎田のあらまし
斎田には、主基と悠紀の2ヶ所が決められるが、大正天皇即位にあたり、勅定された。
『主基斎田(しゅきさいでん)お田植えまつり』は、大正天皇が即位され、
宮中において営まれる大嘗祭のために献納するお米を作るため水田(斎田)が、
全国で二ヶ所、綾歌郡綾上町山田と愛知県岡崎市の悠紀斎田(ゆうきさいでん)が、
選定されたのを記念して、97年余りにわたって行われてきた田植え保存の行事です。
2000年には、町の無形文化財に指定されました。

  天皇    大嘗祭       悠基    主基 
  ・明治天皇  明治4年(1871) 甲斐国   安房国
  ・大正天皇  大正4年(1915) 愛知県   香川県
  ・昭和天皇  昭和3年(1928) 滋賀県   福岡県
  ・今生天皇  平成2年(1990) 秋田県   大分県



神事諸々の儀を執り行った後、愛知県岡崎市の悠紀斎田の関係者もお迎えして、
太鼓や田植え歌が奏でられる中、地元の高校生や小学生などが、当時の衣装で
田植えを行うとともに、斎田踊りが披露されました。



梅雨空ながら、雨も降らず、暑くもなく、鶯が鳴き、薫風が流れる最高のお天気の中
沢山の見物客がこの一連の行事を静かに見守りました。良い物ですねメロメロ



大役を終えた地元の高校生の早乙女たちが側の小川で足を洗っていました。
彼女たちにとっても、爽やかな、良い思い出となったに違いない。
郷土愛に目覚め、より此処が好きになるに違いない事を願いながら後にしました。

私自身も貴重な行事を見て、日本人で良かった~と、心豊かな気持ちになりました。メロメロ

  


Posted by おれんじ at 19:16イベント