おれんじ・元気・ちゃれんじ日記　

筑後吉井おひなさまめぐり


明治時代の箱雛

吉井町は江戸時代の宿場町として栄えたこともあって、当時の町並みが
残されており、建ち並ぶ白壁土蔵はたいへん雰囲気の良いものです。

吉井町の「おひなさまめぐり」の特徴は商店や旧家等に
古くから飾られている「箱びな」「おきあげ」を始めとした貴重な人形の展示です。

「おきあげ」とは？　今で言うなら、タペストリーみたいな物かしら？

かつて雛人形がたいへん高貴の方にしか手に入れられなかった頃
農家などの女性が着物の切れ端で、羽子板人形のような「おきあげ」と
呼ばれるひな人形を作る独特な習慣があったそうです。

この日は、地元のボランティアガイドさんの案内で見学しました。


家並みのしっくい壁や、鏝絵がとても美しいです。




白い壁に黒い格子戸、とても落ち着きのある風情に癒やされました。


最後の立ち寄り先は✿　太宰府天満宮　✿



九州はお隣の国も近いとあって、それらしき隣国の観光客で賑わっておりました。
なんちゃって舞妓さんを見つけたファミリーが、早速記念撮影～

日本旅行の良い思い出になったでしょう～

　　　　



梅の花は社殿前の飛び梅が見頃でしたが、後は未だ未だ蕾が固かったです。
参道で買い求めた焼きたての梅が枝もちが、絶品でした。